【習慣化×脳】2つのメカニズム

習慣化のメカニズムとは?

こんにちは!
習慣化チャンネルの上原です。

今回は、習慣化のメカニズムについて解説します。

はじめに言いたいことは、メカニズムを理解しないまま、取り組む人が多すぎです。

メカニズムを知らないと、自分に負けます。

「誘惑に負ける自分」、「苦しんでいる自分」も含めて、楽しみたいという方なら、良いと思います。

しかし、それはあくまで趣味の範囲です。

メカニズムを知らないと自分に負ける

もし、そういった趣味嗜好がないのであれば、必要最小時間で、いかにメリットを獲得できるかを、心がけることをオススメします。

なぜ、必要最小時間にすべきなのか?

それは、目標がある人には、他にもやりたいことが、たくさんあるはずだからです。

結果を出し続ける人は、ムダなことが嫌いです。

なぜならば、自分の時間に限りがあることを知ってるからです。

常に、効率よくこなす方法を考えています。

では、どうすれば効率よくこなすことができるか?

その方法の1つが、メカニズムを知ることです

習慣化のメカニズムを知る

そこで今回は、習慣化のメカニズムを解説します。

【テーマ:習慣化のメカニズム】でわかること

脳科学から、習慣のメカニズムが、わかるようになります!

今回も有益な情報を紹介していきます。

最後までよろしくおねがいします!

①習慣化のメカニズムとは?

まず、習慣化のメカニズムには、大きく3つの、脳の働きが関係しています。

1.本能とホメオスタスシス

人の本能は、現状維持を好みます。

その理由は、本能の最優先事項は「あなたの命を守ること」だからです。

ホメオスタスシスとは?

これは、ホメオスタスシス(生態恒常性)と呼ばれています。

ホメオスタスシスにより、人は本能的に、心身のバランスをできるだけ一定に保とうとしてるのです。

言い換えると、バランスが崩れるような、急激な変化を嫌います。

本能は、急激な変化を嫌う

一度に、行動を多く変えようとして失敗するのは、これが原因です。

ではどのように、ホメオスタスシスに拒絶されずに、習慣化できるのでしょうか?

そこで必要になるのが、「コンフォートゾーン」と「反復行動」です。

2.感情とコンフォートゾーン

人の感情は、快適な環境を好みます。

コンフォートゾーンとは?

快適な環境は、コンフォートゾーンと呼ばれてます。

コンフォートゾーンの特徴は、明確なメリットに反応しやすいということです。

コンフォートゾーンの特徴

それにより、快適な環境を維持したり、拡大したりします。

逆に、メリットを感じないもの、生命を脅かすものには、拒否反応を起こします。

拒否反応により、不安や恐怖を回避するのです。

そのため習慣化には、次のような試練があります。

  • 勉強しようとすると眠くなる
  • 面倒くさい仕事を後回しにする
  • 短期的なメリットを求めすぎる
  • 長期的なメリットに反応しづらい
習慣化の副作用

これは、コンフォートゾーンを維持しようとする、防衛本能の一種です。

その、防衛本能を突破するには、「快適な環境になる」と思わせる必要があります。

つまり、習慣作りに重要なのは、楽しい感情メリットを作ることなのです。

楽しく、そしてメリットがわかるようにする。

そこで必要になるのが、「反復行動」です。

3.記憶と反復行動

反復行動は、習慣作りに大きな影響を与えます。

なぜならば、反復行動によって、脳が「その行動は、日常的なものである(現状を維持できている)」と、認識してくれるようになるからです。

記憶のメカニズム「反復行動」

この認識の変化は、日常的な行動か、そうでないかによって、脳の活動部位が異なるために起きます。

具体的には、意識的におこなう行動は「海馬」無意識的に行う行動は「大脳皮質」という場所です。

まず、海馬は、「短時間で行う、情報の記憶と処理」が得意な部位です。

集中して取り組んだり、判断を必要とするときに、力を発揮します。

海馬での活動は、意識的に行うため、意志力というエネルギーを大量に使います。

「集中力が切れた」などの要因の一つは、意志力切れによるものです。

海馬は、集中して取り組む力がある

一方、大脳皮質は、「長い間、何度も使用する情報の記憶と処理」が得意です。

ハミガキや食事のように、定期的に行うような行動は、大脳皮質が活発化します。

いわゆる習慣は、大脳皮質に保存されます。

大脳は、習慣を蓄積する

大脳皮質での活動は、ほぼ無意識で行動できるため、省エネ構造になっています。

つまり、意志力に頼らない分、長期間続けることができるのです。

そして反復行動はというと、海馬から大脳皮質へ情報を送る役割を果たしています。

例えるなら、大量のフォルダのデータを、別の場所へ移動させるイメージです。

海馬と大脳皮質へ情報を送る役割

それにより、行動が習慣になるのです。

しかし、記憶の移行作業には、期間を要します。

期間は、個人の能力や、内容にもよりますが、約3ヶ月は必要です。(必要期間はコチラ→

その間、反復行動は、続ける必要があります。

「成果が出るまで、続けられない」、「悪い癖がやめられない」などで、失敗するのは、時間がかかることを知らないのが原因です。

習慣化には時間がかかる

習慣化には、反復行動への理解が必要なのです。

反復行動で、記憶に定着させる。

それでは、「最後にまとめ」です。
と、その前に少しおしらせです。

習慣化チャンネルは、自己成長をさせたい人のための、情報提供サイトです。

続けられない悩みや、解決方法も、紹介しているので、あわせてご覧ください。

ページの一番下に、リンク貼ってます。

②行動の半分は習慣でできてる

それでは、「2つのメカニズム」のまとめです。

反復行動で説明通り、習慣化は思っている以上に、時間がかかります。

しかし、それを事前に知ることで、ある意味開き直りながら、続けられるのです。

それは、失敗による過度な落ち込みや、挫折を減らすことにつながります。

習慣化のメカニズムは、人の取り扱い方なのです。

また、人間の行動の半分は、習慣でできていると言われています。

つまり、それを活用すれば、人生の半分をコントロールできるということです。

さて、習慣化のメカニズムは理解できましたか?

そろそろ行動の準備に移りましょうか。

誘惑に勝ち、結果を出し、豊かな暮らしを

習慣化で楽しい暮らしが待っている

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